【ニューヨーク共同】米航空機大手ボーイングが26日発表した2022年7~9月期決算は、純損益が33億800万ドル(約4800億円)の赤字だった。赤字は2四半期ぶり。供給網混乱などの影響で費用がかさんで防衛・宇宙などの非民間機事業で大幅な損失を出したのが主因だ。前年同期は1億3200万ドルの赤字だった。
コロナ禍で急減した旅客需要の回復を背景に売上高は前年同期比4%増の159億5600万ドル。7~9月期の民間機納入数は主力小型機737MAXがけん引役となり、32%増の112機と堅調だった。品質問題が頻発した中型機787は、9機を納入した。
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