６中銀がドル供給強化へ 金融不安で不足に備え - 産経ニュース

米ワシントンにある連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）本部＝２０２２年２月（共同）

米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）は１９日、日銀など６中央銀行で市場へのドル供給を協調して拡充すると発表した。米国での銀行破綻やスイスの金融大手クレディ・スイスの合併など、金融不安が高まっていることを受け、ドルの供給不足が生じないよう対応する狙いとみられる。

日銀などからドル資金を借りた金融機関が１週間後に返す「１週間物」の資金供給を毎日実施する。これまで１週間に１度だった。２０日から少なくとも４月末まで続ける。

６中銀は日銀とＦＲＢのほか、カナダ銀行、英イングランド銀行、スイス国立銀行、欧州中央銀行（ＥＣＢ）。６中銀は新型コロナウイルスの感染が拡大した２０２０年３月にも同様の措置を実施している。（共同）

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