24日の債券相場は上昇。弱い8月の総合購買担当者指数(PMI)を受けて米国の長期金利が大幅低下した流れを引き継いだ。一方、長期ゾーンの現物債の需給が悪化する中、超長期債対象の流動性供給入札に対する警戒感は残り、投資家需要を見極めたいとする姿勢も強い。
三菱UFJ国際投信債券運用部の小口正之氏は、海外金利の低下や円高を支えに高く始まった後は、基本的にジャクソンホール 会合を控えて上値は追えず、もみ合いになるとみている。
米総合PMI、8月の企業活動は辛うじて拡大圏-顧客需要が低迷
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日銀は午前の金融調節で10年国債を1%の利回りで無制限に買い入れる指し値オペを 通知。債券先物の決済に使われる受渡適格最割安銘柄(チーペスト)対象の同オペも継続した。
流動性供給入札
- 残存期間15.5年超39年未満、 発行予定額は5000億円程度
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の鶴田啓介シニア債券ストラテジスト
- 17日の20年国債入札が不調な結果となったことを受け、相応に警戒感がある
- 債券ディーラーのショートカバー需要だけで5000億円の発行額を満たせるかどうかは不透明、入札結果は投資家の買いがどれほど集まるかが鍵となりそう
- 日本債券: 流動性供給の過去の入札結果 (表)
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