１日のニューヨーク原油市場で、ウェスト・テキサス・インターミディエート（ＷＴＩ）先物が一時１バレル＝85ドルを上回った。同水準を超えるのは昨年11月以来。石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）と非加盟産油国で構成する「ＯＰＥＣプラス」による供給削減を受け、原油市場は引き締まりつつある。
ＷＴＩ先物は一時1.9％高。北海ブレント先物も値上がりしている。８月の 米雇用統計で賃金の伸びが鈍化し、米利上げ観測が後退したことも、相場の押し上げに寄与した。
原題： US Crude Hits $85 a Barrel as OPEC+ Supply Cuts Tighten Market（抜粋）
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