[ヒューストン 30日 ロイター] - 米国時間の原油先物は3%超下落した。イスラエルとイスラム組織ハマスの紛争によって中東地域からの原油供給が途絶えるとの懸念が和らいだほか、今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え投資家が慎重姿勢を強めたことを受けた。
清算値は、北海ブレント先物が3.03ドル(3.35%)安の1バレル=87.45ドル、米WTI先物が3.23ドル(3.78%)安の82.31ドル。
リッターブッシュ・アンド・アソシエーツのジム・リッターブッシュ社長は「今回の主な特徴はイスラエル・ハマス間の紛争に市場が反応したことだ。今週後半にはマクロ経済的な要因が現れやすく、連邦準備理事会(FRB)の見解が注目される」と述べた。
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