「ジャパンモビリティショー2023」(会期:10月26日〜11月5日)、東京ビッグサイト南展示棟の特設ステージ「H₂ Energy Festival(H2エナジーフェスティバル)」では、ステージ上で音楽アーティストによるミュージックライブやお笑い芸人のライブなど、エンターテインメントコンテンツが展開される。
同会場には、トヨタ自動車のFCEV(燃料電池車)「ミライ」、本田技研工業のFCEV「クラリティ FUEL CELL」と「モバイルパワーパック e:」を使用した着脱バッテリ式ポータブル電源「Honda Power Pod e:」、いすゞ自動車、トヨタ、日野自動車、CJPT(Commercial Japan Partnership Technologies)の4社で開発する「FCトラック」を用意、ライブで使用する電気をFCEVの給電機能を使って供給する取り組みを実施している。
「H₂ Energy Festival」は、収容人数1万人規模(スタンディング)の会場で、会場内に音を出すスピーカーなどは大電力を必要とするため別の電源を使用することになるが、アーティストが使用する楽器に対しては、2台の「ミライ」とそれぞれにホンダの外部給電器「Power Exporter e: 6000」を組み合わせて、電源を供給する。
「クラリティ FUEL CELL」で作られた電気は「Honda Power Pod e:」に充電され持ち運べる100Vコンセントとして使用、FCトラックで作られた電気はスタッフが使用する「パソコン」などに、電気を供給するという。
トヨタ、ホンダ、CJPTらがサポートする「H2エナジーフェスティバル」での取り組みは、FCEVの給電機能をデモンストレーションすることがその狙いであるが、それ以外にも効能があるという。オーディオの世界では電源を変えることで、音が変わることが知られているが、トヨタのFCEV「ミライ」とホンダの外部給電器の組み合わせで生み出される音は、アーティストにも好評という。
イベントに参加する人は、その音の違いにも注目してみていただきたい。
からの記事と詳細 ( 「ミライ」「クラリティ」「FCトラック」が水素で発電した電気を供給する「H2エナジーフェスティバル」 - Car Watch )
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