[フランクフルト 22日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のエルダーソン専務理事は22日、ECBが銀行への長期流動性供給を新たに開始する場合は、気候変動に関連した基準を加えることを検討すべきとの見解を明らかにした。
「銀行を対象とした長期の的を絞った資金供給を金融政策上、再検討する必要性が将来的に生じた場合、グリーン化を真剣に考慮すべき理由がある」と述べた。
例としてECBの貸し出し条件付き長期資金供給オペ(TLTRO)を挙げた。
「運用上効率的な検証プロセスが実現可能なら、グリーン融資を支援したり、非グリーン融資を除外したりするために同様の的を絞った戦略を将来的に導入することも考えられる」と語った。
またグリーン債の占める割合が比較的大きいことを理由に、加盟国の国債よりも欧州連合(EU)機関の債券を積極的に購入すべきとの考えを示した。
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