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Sunday, December 24, 2023

A型とO型「異例の事態」供給要請が急増、献血呼びかけ 岐阜県赤十字センター - 岐阜新聞

「岐阜献血ルーム アクティブG」の採血室=3月、岐阜市橋本町

 東海4県と北陸3県の医療機関から、A型とO型の輸血用血液(赤血球製剤)の供給要請が急増している。安定的な供給には21日時点でA型は約600人分、O型は約660人分が必要な「異例の事態」で、岐阜県赤十字血液センターは献血を呼びかけている。

 センターによると、A型は11月に入ってから、O型は10月中旬から献血者が必要な人数を下回っている。医療機関の要請に応じられない事態には陥っていないが、この状況が続くと供給に支障が出る恐れがある。

 冬は例年、インフルエンザなどの風邪が流行するために献血者が減る傾向があった。さらに手術が増え、近年にない要請があったことが拍車をかけた。

 センターはあかなべ献血ルーム(岐阜市茜部中島)と岐阜献血ルームアクティブG(同市橋本町)のほか、献血バスが公共施設や企業、学校などに出向いて行っているが、献血バスの受け入れ施設数が新型コロナ禍前までの状態には戻っていない。センターの担当者は「年1、2回献血している方もここ数年献血していない方もこの機会に協力してほしい。献血を予約できるウェブ会員サービス『ラブラッド』も利用してもらえれば」と話している。

 献血ルームの受付時間や年末年始の対応、献血バスの運行予定はセンターのホームページで確認できる。

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