【04月28日 KOREA WAVE】早ければ2~3年後から、韓国・ソウルの住宅価格不安が増大しかねない。昨年、各種住宅供給の先行指標が一斉に下がり、今後の新規住宅供給が急減する可能性があるためだ。
政府世宗庁舎の国土交通省記者室で23日、「住宅供給状況分析と安定的住宅供給戦略」というタイトルでブリーフィングが開かれた。そこで、国土研究院(国土研)のキム・ジヘ研究委員は「2~3年後に、住宅供給が不足するという憂慮が、現実味を帯びている」と話した。
国土研によると、昨年の全国での住宅供給実績は、これまでの平均に比べ、許認可が74.2%、着工が47.3%、竣工が73.9%水準に止まった。
地域別に見ると、首都圏では許認可が69.0%、着工が47.2%、竣工が82.2%の水準で、非首都圏は許認可が79.5%、着工が47.5%、竣工が65.5%だった。
政府は「270万戸大規模住宅供給計画(2023年~2027年)」を出しているものの、ソウルなど都心の中核地域の住宅供給減少が深刻化している。
国土研によると、2023年の住宅供給遂行計画比実績(許認可)は全国で82.7%、首都圏と非首都圏はそれぞれ69.4%、99.3%水準だった。ソウルに限ると32.0%で3分の1の水準だ。
キム・ジヘ研究委員は「今のような状況が続くと、本当に2~3年後にソウルは住宅供給が不足し、価格が大幅に高騰する可能性がある」と強調した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News
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