[ワシントン 18日 ロイター] - 欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会のドムブロフスキス上級副委員長は18日、中国が兵器製造に使用される可能性のある部品をロシアに供給している兆候が見られるとし、ウクライナ戦争に反対する西側の決意が弱まれば、中国が出荷を増やす懸念があると表明した。
ワシントン訪問中に米議員らと会談し、米国のウクライナ支援を承認することの重要性を強調すると述べた。
複数の米政府高官は先週、中国が工作機械や超小型電子機器、ドローン、巡航ミサイルなどの軍事兵器を大量供給することで、ロシアの対ウクライナ軍事行動を支援していると語った。 もっと見る
ドムブロフスキス氏は米外交問題評議会のイベントで、EUは米国と協力して対ロシア制裁逃れの取り締まりに取り組んでいると語った。詳細には言及しなかった。
「中国は状況をどのようにしてうまく利用するか、様子をうかがっているが、残念ながら最近ロシアに部品やあらゆる機器を供給している兆候も見られる」と述べた。
実際の武器ではなく軍民両用の製品だが、この動きは西側がウクライナ支援への決意を強める重要性を示すと指摘。「ロシアの侵略阻止や対ロシア制裁、ウクライナ支援で西側が必要な決意を示さなければ、非常に危険で悪い結果をもたらす」と語った。
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