世界最大の仮想通貨取引所であるバイナンスは、ユーザー向けセキュア・アセット・ファンド(SAFU)をサークルのUSDコイン(USDC)に交換し、その循環供給量の3%を占めることとなった。
同社の4月18日の発表によれば、「SAFUの資産を100%USDCに移行する」とのべたが、信頼できる監査済みで透明性のあるステーブルコインをSAFUに使用することで、その信頼性をさらに高め、10億ドルの安定性を確保するという。
バイナンスのSAFUは2018年に設立された緊急保険基金で、取引所のハッキングなどの極端な状況でユーザーを保護し、予期せぬ損失に対して補償するためのものだ。
イーサスキャンによれば、SAFUウォレットアドレスはETH上で8億USDCをわずか1.88ドルの取引手数料で送金した。また、約7億5400万ドル相当の136万BNBの転送と、1万6277BTCの送金も変換プロセスの一環だった。10億ドル規模のバイナンス保険基金は、現在サークルのステーブルコインの全供給量の約3%、すなわち326億ドルを占めている。
これは1年余りで2回目の基金の交換だ。2023年3月にバイナンスは、SAFUのバイナンスUSD(BUSD)保有分をテザー(USDT)とトゥルーUSD(TUSD)に置き換えたと発表した。当時の動きは、BUSDの発行元であるパクソスが規制当局の取り締まりを受け、BUSDの発行を停止すると発表したことに対応したものだ。
テザーは依然として世界の主要なステーブルコインであり、コインゲッコーによると、その循環供給量は1080億ドルに達し、市場シェアは69%にのぼる。サークルのUSDCは、市場シェアが約20%で2番目に大きなステーブルコインだ。
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