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Sunday, May 12, 2024

経済産業省による「クラウドプログラム」の供給確保計画の認定について~1,500億円規模のさらなる設備の拡張により、稼働中 ... - softbank.jp

~1,500億円規模のさらなる設備の拡張により、
稼働中のAI計算基盤の約37倍の計算処理能力を目指す~

2024年5月10日
ソフトバンク株式会社

ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)は、経済安全保障推進法に基づく「特定重要物資クラウドプログラムの供給確保計画」について、経済産業省から2024年5月10日に認定を受けました。ソフトバンクはAI(人工知能)計算基盤をさらに拡張するため、約1,500億円の設備投資を行い、2024年度から2025年度にかけて国内の複数の拠点にAI計算基盤を新たに構築します。今回、この拡張計画が経済産業省に認定され、最大421億円の助成を受ける予定です。

ソフトバンクは、経営理念である「情報革命で人々を幸せに」の実現に向けて、デジタル社会の発展に不可欠な次世代デジタルインフラを提供するという長期ビジョンを、2023年5月に発表しました。この長期ビジョンの実現に向け、分散型AIデータセンターやAIとの共存社会を支えるデジタルインフラの構築などに取り組んでいます。

この取り組みの一環として、2023年9月に生成AI開発向けの大規模なAI計算基盤を構築し、稼働を開始しました。AI計算基盤の構築に対しては、2023年7月に経済産業省「クラウドプログラム」の供給確保計画に認定され、53億円の助成を受けています。現在、子会社のSB Intuitions株式会社(エスビーインテュイッションズ、以下「SB Intuitions」)が日本語に特化した国産の大規模言語モデル(LLM)の開発に利用している他、日本国内の企業や研究機関に対してサービスを提供しています。

このたびAI計算基盤を拡張するため、2024年度から2025年度にかけて、国内の複数の拠点にAI計算基盤を新たに構築します。このAI計算基盤には、最新のNVIDIA Blackwell アーキテクチャ GPUを含む、NVIDIA アクセラレーテッド コンピューティングを採用し、ソフトバンクはDGX B200システムを搭載したNVIDIA DGX SuperPODを、世界で最も早くAI計算基盤に導入する企業の1社となります。DGX B200システムを含む、新たに構築するAI計算基盤全体の計算処理能力は25エクサフロップス(エクサ:10の18乗、フロップス:コンピューターの処理能力の単位)に達し、現在稼働しているAI計算基盤の0.7エクサフロップスの約37倍となります。

今後これらのAI計算基盤上で、SB Intuitionsが2024年度内に約3,900億パラメーターのLLMの構築を目指す他、約1兆パラメーターのLLMの構築を目指して開発に取り組んでいきます。また、日本国内の企業や研究機関に対してサービスを提供する予定です。

経済安全保障推進法に基づく「特定重要物資の安定的な供給の確保」については、こちらをご覧ください。

生成AIなどへの成長投資については、2024年3月期 決算説明会の資料の21ページをご参照ください。

参考

2023年9月から稼働中のAI計算基盤

2023年9月から稼働中のAI計算基盤
[注]
  • SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。
  • その他、このプレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。

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