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Wednesday, June 12, 2024

石油需要は2029年までにピーク、大幅な供給過剰に IEA予測 - ニューズウィーク日本版

[ロンドン 12日 ロイター] - 国際エネルギー機関(IEA)は12日公表した年次報告で、世界の石油需要が2029年までにピークに達し、30年から減少に転じると予想した。20年代の間は供給能力が需要を上回る見通し。

供給能力は30年までに日量1億1400万バレル(bpd)近くに達し、需要を800万バレル上回ると予想。

ビロル事務局長は「最新のデータに基づく本報告の予測では、この10年間で大幅な供給過剰になる。石油会社は自社の事業戦略や計画が、このような変化に対応できるか検証すべきだ」と述べた。

電気自動車(EV)の普及、発電の脱石油化などに伴い、石油需要の伸びは29年までに日量1億0560万バレルで頭打ちとなり、30年には小幅に減少する見込み。

24年の需要の伸びも、先進国の消費低迷を理由に10万バレル引き下げ96万バレルとした。

ロイター
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