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Saturday, June 1, 2024

一番茶の価格、最低水準 需要ある品種と供給にずれ:中日新聞しずおかWeb - 中日新聞

 2024年の県産一番茶(新茶)の取引がほぼ終了した。特徴のある多様なお茶が求められる需要に対して供給はかみ合わず、価格は過去最低水準まで下がった。JA静岡経済連によると、生産量は過去最低の前年より10%程度多く、1キロ当たり平均単価は前年に比べて10~15%安い。茶農家の売り上げは新型コロナウイルスの感染拡大が始まって生産・販売が縮小し、過去最低だった20年並みにとどまりそうだ。 (松本利幸)

 生産は4月下旬に本格化し、大型連休後半に最盛期を迎えた。摘み取りの盛期に高温と雨による中断が重なり、芽の伸長が速まり、摘み遅れが生じた。農家は「摘み取りを2、3日早く始められたら良かったが、曇天で色が...

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