NTTと東京電力ホールディングスは23日、再生可能エネルギーを使い防災機能を向上する共同実証を千葉市で始めると発表した。2020年度からNTTが独自の配電網を整備し、自社の太陽光の電力を地域の避難所などに供給する。東電は蓄電池の設置や電力制御を担い、再生エネの拡大を目指す。災害時に既存の電力網に頼らずとも、電力を供給できる体制を整える。
NTT子会社のNTTアノードエナジー(東京・千代田)が20年度に、千葉市の自社ビルに太陽光と蓄電池を導入する。電力のロスが少ない直流の配電線も設け、ビルと地域の避難所などをつなぐ。これにより電力を地域内で融通できる仕組みをつくる。電力大手以外が自前で配電網を整備するのは珍しい。NTTアノードエナジーにとっても、電力網の整備事業は今回が第1弾となる。
さらに実証では、NTTと東電が共同出資するTNクロス(東京・千代田)が20年度から22年度にかけ千葉市の避難所182カ所に太陽光と蓄電池を導入する。災害による停電時でも太陽光と蓄電池を組み合わせることで、避難所内の電力需要をまかなえるようにする。
将来的には千葉市内の幅広い地域に点在する太陽光や蓄電池などを一括で制御することで、電力需給を調整しつつ地域内で再生エネを効率的に活用する体制の構築を目指す。
大型台風など相次ぐ大規模災害を受け、全国的に災害に強いまちづくりが求められている。NTTと東電は共同実証の結果を踏まえ、同様の事業を他の自治体でも展開する方針だ。
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April 23, 2020 at 01:55AM
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NTTと東電、災害時でも電力供給 千葉市で実証 - 日本経済新聞
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