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Tuesday, June 9, 2020

新型コロナ:太陽電池使った簡易電源 避難所増設ニーズに対応 - 日本経済新聞

太陽光パネルを製造・販売するアンフィニ(大阪市)は、太陽電池を使った簡易型の非常用電源を発売した。発電能力は150ワットで、ノートパソコン3台を同時に使うことができる。災害時の新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、避難所増設が求められる自治体などに売り込む。

アンフィニの非常用電源「リリーフエナジー」

アンフィニの非常用電源「リリーフエナジー」

「リリーフエナジー」の名称で、導入費用は6年リースなら月額9800円程度。縦85センチ、横110センチの太陽光パネルと蓄電池などからなり、同社の福島県楢葉町の工場で生産・組み立てる。

日中はパソコンなどを使いながら、夜間のために蓄電池に充電もできる。蓄電池の容量は210ワット時で、スマートフォンなら十数台分のフル充電が可能。非常用に発光ダイオード(LED)ライトも装備する。総重量は約14キログラムで、半分に折り畳んで持ち運びできる。

新型コロナ対策として、政府は自治体に対し災害時には可能な限り多くの避難所を開設するよう促している。アンフィニは簡易型電源のニーズは大きいとみており、代理店を通じ全国の自治体に導入を働きかける。

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