木綿の原料となる綿花の国際価格が一段と上昇した。指標となるニューヨーク先物（期近）の7日終値は1ポンド63.24セントと直近安値の4月上旬から3割上昇し、4カ月ぶりの高値をつけた。
米国の産地が高温乾燥に見舞われ、作柄が悪化するとの見方から買いが優勢となった。米農務省が6日発表した週間作況報告では「前年同時期よりもやや悪い水準が続いている」（専門商社）。
米農務省が6月末に発表した2020～21年度の推定作付面積が前年度比11%減少し、事前の市場予想を下回ったことも相場を支えている。
ただ「需要は依然として落ち込んでおり、上値は重い」（マーケットエッジの小菅努代表）との指摘も出ている。
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July 08, 2020 at 04:54AM
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綿花相場が一段高 NY先物 天候不順で供給減観測 - 日本経済新聞
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