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Saturday, December 12, 2020

アメリカ コロナワクチンの供給開始 14日以降各地に到着見通し - NHK NEWS WEB

アメリカのFDA=食品医薬品局がファイザーなどの新型コロナウイルスワクチンの緊急使用を許可したことを受け、アメリカ政府の当局者が会見し、配送に向けた作業がすでに始まり、14日以降、全米各地にワクチンが到着する見通しを示しました。

FDAは11日、製薬大手ファイザーとドイツの企業ビオンテックの新型コロナウイルスワクチンについて、16歳以上の人への接種を可能にする緊急の使用許可を出しました。

これを受けて12日、アメリカ政府のワクチン供給計画の責任者が記者会見し、供給の見通しを説明しました。

それによりますと、中西部ミシガン州にあるファイザーの拠点では、ワクチンの梱包など配送に向けた準備が始まっていて、13日、全米636か所の配送拠点への輸送が始まるということです。

そして、14日から16日にかけて全米50州や首都ワシントンなどに順次、ワクチンが到着する見通しだとしています。

最初に供給されるのは290万回分で、各州には人口などに応じて配分され、医療従事者や高齢者施設の入所者などに優先して接種が行われることになっています。

今月17日には製薬会社モデルナのワクチンの緊急使用の許可について、専門家が議論するFDAの委員会が開かれる予定で、このワクチンにも緊急使用の許可が出れば、今月中にファイザーとモデルナのワクチン合わせて4000万回分が全米に供給される見通しです。

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