ローソンは12月7日、年末年始向けの新商品リモート説明会を開催した。今年はコロナ禍を受け、年末年始に帰省しない人が増えることを意識した商品を投入する。
ネオマーケティングが実施した「年末年始の帰省に関する調査」によると、今回の年末年始では約6割の人が「帰省しない」と回答。また、博報堂が実施した「2020年年末環境予測調査」では、家や近所で過ごす意識が高いことが分かった。
ローソンでは、こうした調査結果を踏まえ、Withコロナの年末年始に向けて、個食ニーズと家飲みニーズに対応した惣菜、冷食、デザート、おせちを投入する。
日配惣菜・冷食では、おつまみ系やプチ贅沢なビストロシリーズをそろえた。家庭で自分で作るには難しいメニューや、時間をかけずに買えるメニューの豊富さをテーマに商品開発をしたという。
惣菜は12月8日から「まるっとジューシーからあげ 」(税込399円)、「肉厚!ジューシーハンバーグ」(399円)、「やみつきガーリックチキン」(359円)を発売。冷凍食品は12月15日から、「直火焼き牛タン角切ねぎ塩ダレ」(498円)、「直火焼き牛ハラミ角切にんにくダレ」(399円)を販売する。
また、年末年始の当日に間に合う商品として、京都の佃煮有名店「野村佃煮」が監修したおせち「京都野村おひとりさま用おせち」(1980円)を甲信越を除く関東で発売する。
■デザートの販売ピークはクリスマスと年末年始に集中
ローソンでのデザート販売一番のピークは、12月23日週のクリスマス期間、次が12月30日週の正月期間になっている。この動向を踏まえて、クリスマスの店頭販売用では、一人から少人数用のミニサイズホールケーキなどを4品を投入する。また、正月のデザート用にパフェなどを5品を発売する。
クリスマス向け個食デザートとして12月12日から、「Uchi Cafe×GODIVA ショコラノエル 」(1500円)、「同ホリディショコラマカロン2個」(700円)を販売する。また、同日には、沖縄を除くエリアで、「渋皮栗のモンブラン」(800円)、「ブッシュ・ド・ノエル」(600円)も発売する。
正月向けの個食デザートは12月26日から開始する。「ザクザク!カラメルのチョコレートパフェ」(380円)を全国で販売するほか、沖縄を除くエリアでは、「サクサク!黒糖クランチの和パフェ」(380円)、「ぷるるん!ミルクプリンパフェ」(380円)、「ダブルチーズケーキ」(800円)、「大きなもち食感モーモーロール」(480円)を投入する計画だ。
■クリスマスケーキ10%以上増、おせち30%増に
一方、同社の年末年始向け予約商品の販売動向は、クリスマスケーキが前年比で約10%増以上、おせちは約30%増で推移している。
クリスマスケーキは、シェアが不要な「プチフールの詰合せ」12個や「ピスタチオとベリーのケーキ」4号など、一人で食べきれるサイズのケーキが好調。おせちは、一段重タイプやプレミアム系おせちが特に人気になっており、個食用の「和洋おせち三客セット」は完売したという。
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