米 近くワクチン供給開始、一般国民への配布は来年２月か３月から
アメリカのアザー厚生長官は６日、新型コロナウイルスの国内でのワクチン供給が近く始まるとの見通しを示しました。
アザー厚生長官はＡＢＣテレビのインタビューで、緊急使用の申請が出された新型コロナのワクチンについて、ＦＤＡ（食品医薬品局）が「数日で許可するだろう」と発言。最初は医療従事者や高齢者らが接種の対象で、来年２月か３月に一般の国民への配布が始まり、来年４月から６月には接種を希望する全国民に行き渡るとしています。
また、トランプ政権でワクチン供給計画の責任者を務めるスラウイ氏はＣＢＳテレビのインタビューで、ワクチンの副反応について、「１０％から１５％の人に痛みやわずかな発熱があるが、重篤な事象はない」と説明しました。
アメリカでは、１２月の５日間で新たな感染者数が１０４万人を超える過去最悪の事態となっています。こうしたなか、トランプ大統領は６日、ツイッターで、顧問弁護士を務めるジュリアーニ氏に新型コロナの陽性反応が出たと明らかにしました。
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