いろんな人がいるから、ガジェットだって多種多様です。
CES 2021で、トイレが近い、つまり尿意を知らせてくれるセンサーを見つけました。人間はどこまでガジェット頼みなの?! ギャグかよ!と言いたくなりますが、真面目に必要としている人がいるんです。米国立衛生研究所によれば、アメリカでは2500万人が尿失禁に苦しんでおり、彼らは尿意を感じることができないのだといいます。もちろん介護の現場で使用することもできます。DFreeはそんな人たちのための尿意ガジェット。
DFreeはアメリカ創業のTriple Wが手がける商品ですが、創業者は日本人の中西敦士氏。個人向け・法人向けに数年前から展開しているDFreeですが、今年のCESで新バージョンを発表。初代モデルよりもぐっとコンパクトになりました。下腹部に装着すると超音波によって膀胱の膨らみ具合を感知。パンパンに膨らむと、スマートフォンに通知を送り、トイレに行くよう促してくれます。また、モニタリング機能でリアルタイムでどれほど膀胱に尿が溜まっているかを10段階で確認もできます。充電は1日1回でOK。
ふだん自分の生活の中では考えもしないガジェットに出会えるのもCESの魅力ですね。オンラインもいいけど、来年はブースからブースに歩き回りたいな。
Source: DFree
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科学&テクノロジー
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