プログラミングに用いられる言語には実に多くの種類があり、それらはニーズによっていろいろな使い分けがされています。したがって、「プログラミングを身につけよう」と思っても、自分が何を作りたいのかによって覚えるべき言語が変わってきます。
今回は、プログラミング言語の種類の解説に加え、それぞれの言語によって何が作れるのか、どのようなニーズがあるのかを紹介していきます。
目次
1.そもそもプログラミング言語とは?
2.なぜプログラミング言語は多くの種類があるのか
3.プログラミング言語は種類によって年収や人気度が違う?
4.プログラミング言語は種類によって難易度に差がある
5.【用途別】プログラミング言語の種類
5.1.Webサイト制作
5.1.1.HTML
5.1.2.PHP
5.2.スマホアプリ開発
5.2.1.Swift
5.2.2.Object-C
5.3.ゲーム開発
5.3.1.C#
5.3.2.Ruby
5.4.IoT開発
5.4.1.C言語
5.4.2.Java
5.5.機械学習開発
5.5.1.Python
6.プログラミング言語の種類別の需要は?
7.プログラミング言語の種類によっては動作する環境に違いがある
8.まとめ
1.そもそもプログラミング言語とは?
プログラミング言語とは、人間がコンピュータに対して動作の手順・方法・内容を適切に指示するために用いられる「人工的に構成された言語」のことです。あまり知られていない言語まで含めると、その数はなんと200種類以上存在すると言われています。
私たちが日常で接しているインターネットサイトやさまざまなIT関連のサービス、システムはすべて、このプログラミング言語を活用することで成り立っているのです。
【関連記事】プログラミングとは?学習方法やできること、学ぶメリットを徹底解説
2.なぜプログラミング言語は多くの種類があるのか
なぜそれほどまでに多くの言語が存在しているのか。それは、プログラミング言語がそれぞれ得意としている分野や特徴が違うからです。例えばハサミ一つをとっても用途によっていろいろな形のハサミがあるように、プログラミング言語も「Webサイトの開発に向いている言語」「スマホアプリ開発に向いている言語」「ゲーム・ソフトウェアの開発に向いている言語」など、用途ごとに適した言語があるのです。

3.プログラミング言語は種類によって年収や人気度が違う?
プログラミング言語は時代の変化と共に需要の増減があり、扱う言語の種類によって、年収や人気度が違ってきます。最近はWebサーバー構築やアプリケーション開発の案件が多いため、その開発と相性が良い「Go言語」が人気になりつつあります。その時々の人気のプログラミング言語を身に付けていれば、仕事のオファーもきっと増えるでしょう。また、対応できるエンジニアの数が少ない言語を習得すれば、単価の高いレア案件を受注することもできるかもしれません。

4.プログラミング言語は種類によって難易度に差がある
数ある言語の中でも初心者が取得しやすいのは、仕様や文法が比較的簡単な、ウェブ開発に使われるプログラミング言語です。一方、アプリケーション開発に使えるプログラム言語は習得難易度が少し上がります。一番難易度が高いとされるとされるのは汎用性の高いプログラミング言語です。

もちろん、最も習得しやすいとされるウェブ開発のプログラミング言語においても覚えなければならない構文や仕組みが多数あります。プログラミング言語の習得難易度については、以下の記事でも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
【関連記事】プログラミング言語を難易度別に紹介、言語別「できること」も【初心者対象】
5.【用途別】プログラミング言語の種類
では、それぞれの用途に対してどのプログラミング言語が一番相性がいいか、具体的に見ていきましょう。

5.1.Webサイト制作
5.1.1.HTML
HTMLは「Hyper Text Markup Language」の略で、静的なWebページ作成に特化しているプログラミング言語です。現在インターネットで公開されているウェブサイトの大半がHTMLで作られています。
5.1.2.PHP
PHPは動的なWebアプリやサービスを作るのに適した、昔から人気のプログラミング言語です。テキスト情報が都度追加され増えていく掲示板サイトやブログサイトなどにも使用されています。
5.2.スマホアプリ開発
5.2.1.Swift
SwiftはApple社が無償で公開し、誰でも自由に改良や再配布ができるようにした汎用性の高いプログラム言語です。Apple製品向けのアプリケーションはSwiftで開発することができます。コードの読み書きのしやすさが大きな特徴です。
5.2.2.Object-C
Object-CはSwiftと同様にApple社が無償で公開するもので、誰でも自由に改良や再配布ができるプログラミング言語です。Swiftが登場する前までは唯一のApple製品向けアプリ開発言語として使用されていました。後述するC言語をベースに開発されており、習得の難易度は高くなっています。
5.3.ゲーム開発
5.3.1.C#
C#はマイクロソフト社から提供されている汎用性の高いプログラミング言語です。.NET Framework上で動作します。Windows系のソフトの他、Macアプリやスマホアプリ開発にも活用されています。
5.3.2.Ruby
Rubyは日本で開発されたプログラミング言語です。コードの記述がシンプルでわかりやすく、Webアプリ開発に向いています。言語の学習環境が整っており習得の難易度は低く、初心者でも学びやすいのが魅力です。
5.4.IoT開発
5.4.1.C言語
C言語は、OSやドライバなどハードウェア向け処理と相性がよい汎用性の高いプログラミング言語です。40年以上の歴史をもち、プロのエンジニアがよく使用していますが、習得が難しい言語とされています。
5.4.2.Java
Javaは世界的に使用されているプログラミング言語で、使える場面が多岐にわたっています。Mac・Windows・LinuxなどさまざまなOSに対応しており、業務システム、Androidアプリ、Webアプリケーション、Webサイト、ゲームなどに幅広く使われています。
5.5.AI・機械学習開発
5.5.1.Python
Pythonは、組み込み開発やWEBアプリケーションなどで利用される人気のプログラミング言語です。人工知能や機械学習の分野で多く使用されています。文法がとても単純で判読しやすいのが特徴です。
【関連記事】「Python」でできること6選--活用方法の詳細や学習方法を徹底解説
6.プログラミング言語の種類別の需要は?
プログラミング言語は種類別に需要が大きく異なり、時代によってもニーズが変わるため、せっかく学んだプログラミング言語の需要がなくなってしまうこともあるかもしれません。
そうしたことをできる限り避けるためにも、言語の習得に挑戦する際は最新の需要をチェックしておく必要があります。
なお、最近はIot関連やAI関連の案件が多くなっており、そうした開発に用いられるJavaやPythonなどの需要が高まっています。

7.プログラミング言語の種類によっては動作する環境に違いがある
プログラミング言語にはそれぞれ動作する環境に違いがあります。例えばHTMLやCSSはエディターを通して簡単に使用できますが、VBAはMicrosoft社の提供する「Office」がインストールされたパソコンでないと動作しません。
言語を習得する際には、その言語が動作する環境をしっかりと調べた上で、自分が関わる案件や挑みたい領域との齟齬がないか忘れずに判断しましょう。
8.まとめ
今回は、プログラミング言語の種類とニーズについて紹介してきました。
さまざまな種類があるプログラミング言語ですが、それぞれに特徴があり、習得するための難易度も異なります。また習得する言語によって年収や開発できるものも変わってきますので、ここで紹介したニーズなどを参考にしながら、どの言語を習得すべきかをしっかり吟味するようにしましょう。
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