【ワクチン供給の今後の見通し】
おはようございます。ワクチンについて少し配分状況を説明します。
高齢者向けのワクチン供給について第4クールと第5クールの国からの配分数を受けて、県内各市町村への配分数を公表していますので、これをご覧頂ければ今後の接種拡大のイメージが分かるかと思います。
第4クール(4/26の週から5/3の週)
・配分数:237箱
・接種回数:237箱×195バイアル×5回=23万1,075回分
第5クール(5/10の週から5/17の週)
・配分数:634箱
・接種回数:634箱×195バイアル×6回(※)=74万1,780回分
※第5クールより1バイアルから6回接種できる注射器に替わるため
(参考)第1クール~第3クールまでの配分数合計:22箱
4月19日までの週に供給されていた高齢者向けのワクチンは累計で22箱であったのに対し、4月26日から供給されるワクチンは一気に10倍以上、5月10日以降はさらに増える状況です。
今後も同じ程度の供給数が続く予定で、政府は6月末までに高齢者全員分のワクチンを各市町村に供給すると説明しています。
私が以前から申し上げてきた「4月は市町村のトライアル期間。本格的な接種はGW明けであり、それまでの高齢者向け接種の%自体に意味はない」ということが分かって頂けると思います。
潤沢に供給され始めるのは高齢者向けだけではありません。優先順位が最も高い医療従事者向けのワクチンはさらに優先して供給され、5月前半には国から必要なワクチンが県に配分される見込みです。
医療従事者の皆さまにはお待たせしていますが、5月中旬以降に接種スピードが上がることをご承知おき下さい。
供給見通しを受け、高齢者向けワクチン接種に協力頂く診療所・クリニックの皆さまは今後ワクチン接種の予約枠を適切に拡大していくと考えられます。
繰り返しますが、GW明けからが本番です。今まで予約が取れないと焦っていた方も落ち着いてお待ち頂き、適切な時期に接種下さい。
6月以降はワクチン供給数のボトルネックが解消され、次はワクチンを接種する人のボトルネックになります。県も市町村も様々な形で接種頂く方の確保を進めています。
相当先には今度は予約する人のボトルネック(ワクチンも打つ人もいるのに予約が一定割合で伸び悩む)という形でシフトしていくと考えられます。
各市町村への配分状況はリンク先の資料をご覧ください。
なお、配分については第4クールは希望数に比例して配分、第5クールからは希望数に加え各市町村の高齢者人口に比例して配分しています。
→各市町村別の配分数について
https://www.pref.chiba.lg.jp/shippei/kansenshou/ncov/documents/haibunryou.pdf
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