昨年はコロナ禍でオンラインですらやらなかったGoogle I/O。2021年は5月18日(日本では19日)からオンラインでのみ開催です。
というわけで、恒例の、基調講演で何が出るかな予想です。WWDC同様、Google I/Oはあくまでも開発者向けイベントなので、FlutterとかFirebaseとか難しそうな話が中心になりそうですが、新製品の発表がまったくないわけでもないかもしれません。なんといってもAndroidの新バージョンについては詳しい話が聞けそうです。リアルタイムではありませんが、録画なら基調講演や主なセッションを日本語の字幕つきで視聴できる予定です。
ちなみに上の画像はGoogle I/Oの公式ページのもので、ちらばっているGoogle色の玉をクリックするとブロック崩しのようなゲームが始まります。中に文字や記号が入っている玉を壊すと中の文字が落ちてきて、左下に「PIONEERS();」と並びます。私はこの先まではやっていないんですが、詳細は9to5Googleの記事をどうぞ。
Android 12
Google I/Oでは、Androidのメジャーアップデートについて詳しく紹介するならわしです。正式版は8月か9月までおあずけですが、パブリックβは5月中に出るのが恒例です。
「Android 12」の既に出ている開発者向けβでは、プッシュ通知の改善や、Appleほどではないにせよ、アプリのデータ収集の透明性と管理のしやすさの改善が行われています。
Pixel Buds Aのうわさ
ハードウェアとしては無線イヤフォン「Pixel Buds」のお手頃価格版「Pixel Buds A」が発表されるというもっぱらのうわさ。なぜならGoogleさん自身が5月頭にうっかりAndroidアカウントで「Pixel Buds A-Seriesがでたよ」とツイートしちゃったからです(すぐ削除されました)。
Pixelシリーズのスマートフォンについては、4月にGoogleさんで予想したように、発表は8月以降だと思います。
「グーグルシリコン」は発表するかも
Pixel本体の発表はないかもしれませんが、搭載CPUは紹介されるかもしれません。4月にGoogleさんで紹介したオリジナルSoC「GS101」です。
本体と一緒に8月以降に発表かもしれませんが、プロセッサが変わるのは、開発者さんにとっては大事な情報なので、もしかしたら。
Googleアシスタント関連
Google自ら公式ブログで、19日のGoogleアシスタントとスマートホームの基調講演で「Googleアシスタントの5歳の誕生日を記念して」「新製品の発表について詳しく説明」すると言っています。新製品(new product)というのがハードウェアとは限りませんが、何かは発表されそうです。
Googleアシスタントは使っていると少しずつおりこうになっていくのが分かります。その背景を知るのにGoogle I/Oはいい機会です。
ヘルスケア関連とFitbit
新しいNest Hubの睡眠モニター発表の際、「今後はFitbitとも連携していく」と説明したので、そのあたりもGoogle I/Oで触れてほしいところ。なにしろFitbit買収完了後、初のGoogle I/Oなので。
Fitbit端末はまだGoogleのヘルスケアアプリ「Google Fit」と連携できません。Google I/Oで「連携するよ」と発表されることを期待。
Pixelシリーズではスマートフォンのカメラを使って呼吸数と心拍数が測れますが、ウェアラブルの方が手軽だし正確そうです。
う、うぇあOSは?
Google自ら紹介している「I/Oで紹介するすべてのプロダクト」には、「Wear OS」が含まれていないんです。
しばらく関連記事を書いていないのでロゴも忘れてしまいました。ああ、こういうロゴでした(右図)。Samsungがスマートウォッチで久しぶりにWear OS採用するといううわさもあるので、すぐに淘汰されることはないと思いますが、FitbitのOSはWear OSじゃないので、どう共存していくのか少し不安。
I/OでWear OSの新機能が紹介されて、10月に待望の「Pixel Watch」(仮)が出るといいなぁ。
午前2時からライブで視聴するのはちょっときついですが、開発者じゃない私でもがんばる甲斐のあるイベントでありますように。
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からの記事と詳細 ( Google I/O 2021に期待すること Android 12詳細の他、Fitbitの買収効果は? - ITmedia )
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