自民党の下村博文政調会長が新型コロナウイルスワクチンの供給不足を「風評」と述べた発言に対し、山形県と山形市のトップが14日、そろって異を唱え、現場の困惑を代弁した。
吉村美栄子知事は定例記者会見で「予定通りに行き渡っていないのは事実。単なる風評かどうかは確認のしようがない」と戸惑い、「きちんとワクチンが供給されるということを政府は示してほしい」と求めた。
佐藤孝弘市長は、市ワクチン接種プロジェクトチーム会議の終了後、報道各社の取材に「一連の経緯や仕組みを理解されていないのではないか」と指摘。6月25日から個別接種の予約を一時停止しており「風評との言葉で済むのなら、予約停止やキャンセルが起こるはずがない」と強調した。
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