国の新型コロナウイルスワクチンの供給不足が続いている問題で、名古屋市は十二日、市が基礎疾患のある六十四歳以下の市民を中心に実施する八月の集団接種回数について、一回目の接種を当初計画の七万回から半減させ、約三万二千七百人分に絞ると発表した。
市の集団接種は米ファイザー製を使用することになっているが、国から愛知県を通じて市に供給されるワクチン量が減少していることを受けた対応。
八月の集団接種は、各区役所など一日最大二十八会場で実施する。予約は今月二十日に始まる。水・木・土曜日は、一会場での接種回数が一日最大三百回の計画だったが、一日百五十回に削減。一日六百回を予定していた日曜日も、三百回にそれぞれ半減させる。
市健康福祉局によると、市が個別接種分を含めて供給を受けたワクチン量は、六月分が約七十二万回分だったが、七月分は約四十一万回分に減り、八月分は約三十二万回分。八月分は六月比で55%減となっている。九月分の市へのワクチン供給見通しは立っていない。
河村たかし市長は十二日の定例記者会見で、ワクチンの供給不足が続く現状について「政府には供給責任があり、がんばってもらいたい」と述べた。...
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