神戸市は、国からの供給量が市の希望量を下回ったことで、一時停止していた新型コロナワクチンの接種予約を、16日から再開すると発表しました。
神戸市では、先月以降、ファイザー製のワクチンの国からの供給が市の希望量の半分以下となり、およそ5万人の接種予約をキャンセルしたほか、市内のすべての接種会場での1回目の予約の受け付けを停止しています。
これについて、久元市長が15日に会見し、来月前半に、国から供給される基本枠と県の裁量で配分されるものをあわせて、ファイザー製のワクチン19万7730回分が供給される見通しとなったと明らかにしました。
これに伴い、ワクチンの供給不足を理由に予約をキャンセルした64歳以下の人たちを対象にした予約受け付けを、今月26日に再開することを決めました。
また16日から、65歳以上の人を対象にしたモデルナのワクチン接種の予約についても再開することになりました。
神戸市の久元市長は「きょうスケジュールを示した方以外の接種計画も速やかに発表できるように準備を進める」と述べ、ワクチン接種を加速させたい考えを強調しました。
【兵庫県 「調整枠」の配分先の公表は配送後】
兵庫県は、県の裁量で市や町への配分を決められる「調整枠」の新型コロナワクチンについて、各自治体への配送が終わった段階で配分量を公表するとしています。
これについて、県ワクチン対策課の田所昌也課長は「当初と比べて供給量が少なくなり、計画を見直さざるを得ない自治体も多いと思うが、ワクチン接種を進めていくため、今後もできるだけ協力してほしい」とコメントしています。
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