[ベルリン 5日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が5日発表した9月の鉱工業生産指数は予想に反して低下した。引き続き原材料や部品の供給制約が生産の足かせとなった。
9月の鉱工業生産指数は前月比1.1%低下。ロイターがまとめた市場予想は1.0%上昇だった。8月は3.5%低下に上方改定された。
第3・四半期の生産は前期比2.4%減少。新型コロナウイルス感染防止策が導入される前の2020年2月を9.5%下回っている。
経済省によると、9月は、機械、電気機器、データ処理設備などの生産が大きく減少。「長い間続いている原材料や中間製品の供給ボトルネックの影響が広がっている」と述べた。
VPバンクのエコノミスト、トマス・ギッツェル氏は、企業は原材料不足が来年末まで続くと予想しており、工業生産の見通しは暗いと述べた。ガス・電力価格の上昇も下押し要因に加わり、今後数四半期は厳しいとの見方を示した。
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