[22日 ロイター] - コンサルタント会社ウッドマッケンジーは22日、世界のリチウムイオン電池の供給量は2030年までに21年比で5倍以上の5500ギガワット時に達するとの見通しを示した。ただ、今年は需給が逼迫すると予想している。
それによると、電気自動車(EV)搭載用リチウムイオン電池の需要は全体の約80%を占める。原油高が脱炭素の動きを後押しし、リチウムイオン電池の需要拡大につながっているという。
米自動車大手フォード・モーターとゼネラル・モーターズ(GM)は最近EV生産拡大を発表した。
フォードは24年までに欧州でEV7モデルを発売し、欧州市場での2番目のEVモデル製造に向けて独VWと提携を強化する。
GMは韓国のポスコ・ケミカルと提携してカナダで電池材料を製造する計画で、25年までの稼働を目指す。
ウッドマッケンジーは、電池メーカーは自動車メーカーなどの需要増加に対応するため生産を拡大していると説明。ただ、需給逼迫は23年まで解消されないとの見方を示した。
報道によると、米EV大手テスラのサプライヤーである寧徳時代新能源科技は米国、メキシコ、カナダで50億ドル規模の工場建設を検討している。
からの記事と詳細 ( 世界のリチウムイオン電池供給、30年までに5倍に拡大=調査会社 - ロイター (Reuters Japan) )
https://ift.tt/MVONWXg
No comments:
Post a Comment