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Tuesday, March 22, 2022

世界のリチウムイオン電池供給、30年までに5倍に拡大=調査会社 - ロイター (Reuters Japan)

 3月22日、コンサルタント会社ウッドマッケンジーは、世界のリチウムイオン電池の供給量は2030年までに21年比で5倍以上の5500ギガワット時に達するとの見通しを示した。写真は寧徳時代新能源のビル。福建省寧徳で2018年8月撮影(2022年 ロイター)

[22日 ロイター] - コンサルタント会社ウッドマッケンジーは22日、世界のリチウムイオン電池の供給量は2030年までに21年比で5倍以上の5500ギガワット時に達するとの見通しを示した。ただ、今年は需給が逼迫すると予想している。

それによると、電気自動車(EV)搭載用リチウムイオン電池の需要は全体の約80%を占める。原油高が脱炭素の動きを後押しし、リチウムイオン電池の需要拡大につながっているという。

米自動車大手フォード・モーターとゼネラル・モーターズ(GM)は最近EV生産拡大を発表した。

フォードは24年までに欧州でEV7モデルを発売し、欧州市場での2番目のEVモデル製造に向けて独VWと提携を強化する。

GMは韓国のポスコ・ケミカルと提携してカナダで電池材料を製造する計画で、25年までの稼働を目指す。

ウッドマッケンジーは、電池メーカーは自動車メーカーなどの需要増加に対応するため生産を拡大していると説明。ただ、需給逼迫は23年まで解消されないとの見方を示した。

報道によると、米EV大手テスラのサプライヤーである寧徳時代新能源科技は米国、メキシコ、カナダで50億ドル規模の工場建設を検討している。

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