[ヒューストン 17日 ロイター] - 米国時間の原油先物は8%上昇した。値動きの荒い展開が続く中、対ロシア制裁により供給が不足する可能性が改めて意識され、ここ数日の下げから反発した。
北海ブレント先物は8.62ドル(8.79%)高の1バレル=106.64ドル。2020年半ば以来の大幅な上昇率を記録した。
米WTI原油先物は7.94ドル(8.35%)高の1バレル=102.98ドル。
北海ブレント先物は過去8営業日の間に139ドルまで上昇する一方、98ドルまで下落し、40ドルを超える大幅な値動きとなった。市場関係者や銀行関係者、アナリストらによると、多くの投資家が投資を手控えており、今後数週間にはさらに値動きの荒い展開が見込まれている。
ウクライナ侵攻への制裁として、多くの国がロシア産原油の購入を禁止している。
アゲイン・キャピタルのパートナー、ジョン・キルダフ氏は「市場では、ロシア産原油がさらに失われるのではないかという懸念が再燃している」と述べた。
国際エネルギー機関(IEA)は16日、ウクライナ侵攻に伴う制裁の影響で4月以降に日量300万バレルのロシアの石油・石油製品が市場に出回らなくなる可能性があるとの見方を示した。
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