【ニューヨーク=小林泰明】4日のニューヨーク原油先物市場で、代表的な指標となるテキサス産軽質油(WTI)の4月渡し価格の終値は前日比8・01ドル(7・4%)高の1バレル=115・68ドルだった。
ロシア軍がウクライナの原子力発電所を攻撃・制圧したのを受け、米欧が制裁を一段と強化すればロシアのエネルギー供給が滞り、供給不足が深刻化するとの見方が強まった。WTI価格は3日に一時、約13年半ぶりの高値水準となる116ドル台半ばに上昇していた。
一方、4日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比179・86ドル安の3万3614・80ドルだった。ロシア軍の攻撃激化への懸念が広がり、2日連続の値下がりとなった。航空機大手ボーイングやクレジットカード大手アメリカン・エキスプレスの下落が目立った。
IT企業の銘柄が多いナスダック店頭市場の総合指数の終値は224・50ポイント安の1万3313・44だった。
からの記事と詳細 ( NY原油、終値115ドル台…ロシア制裁強化での供給不足を警戒 - 読売新聞オンライン )
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