[チューリヒ 29日 ロイター] - スイスの製薬大手ロシュのセベリン・シュバン最高経営責任者(CEO)は、ロシア事業が赤字になっていると明らかにした上で、医薬品の供給を続ける考えを示した。スイス紙ターゲス・アンツァイガーが29日、インタビュー記事を掲載した。
「ロシアの患者に対する抗がん剤の供給を止めるわけにはいかない。医薬品は制裁の対象外という国際的なコンセンサスがある」と語った。
ロシアでの医薬品価格はルーブル建てとなっているため、同国での販売が赤字になっていると述べた。
シュバン氏は近く大手銀行クレディ・スイスの取締役を退任する。
クレディ・スイスがUBSや外国の大手銀行に買収される可能性について「スイスの主要銀行が1行だけになったらスイスにとって大きな損失だ。そのためクレディ・スイスが事業を安定させ、信頼を回復し、機会を生かすことが重要だ」と指摘した。
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