[9日 ロイター] - ロシアのペスコフ大統領報道官は9日、国営天然ガス企業ガスプロムが新たに欧州顧客向けガス供給を停止するとは見込んでいないとし、ガス代金のルーブル建て決済は順調に進んでいると明らかにした。
ガスプロムは今月1日、ルーブル建て決済に応じなかったことを理由に、デンマークのエネルギー大手エルステッド向け、および英石油・ガス大手シェル傘下のシェルエナジーが契約しているドイツ向けのガス供給を停止したと発表。オランダのガス会社ガステラのほか、ポーランド、ブルガリア、フィンランドへのガス供給を既に停止している。
ロシアは西側諸国による制裁への報復として、自国通貨ルーブルでのガス対価の支払いを要求。4月と5月が支払い期限だった。
ペスコフ報道官は定例会見で、ガス供給を停止する予定の顧客には既に供給を停止していると説明。ロシア産ガスの供給を受けている顧客は新たな決済システムに対応していると語った。
また、新たな供給停止は見込まれるかとの質問には「ない」と答えた。
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