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Thursday, July 21, 2022

ロシア政府系ガス会社 ドイツへ供給再開も通常時の約60%削減 - nhk.or.jp

ロシアとドイツを結ぶ海底のパイプライン「ノルドストリーム」を巡っては、運営するロシアの政府系ガス会社ガスプロムが、定期点検を理由に、今月11日から天然ガスの供給を停止しました。

ドイツでは、ロシア側が経済制裁への対抗として、ガスの供給を再開しないのではないかとの懸念が広がっていました。

こうした中、点検の期限である21日、ガスプロムが出資するパイプラインの運営会社は、天然ガスの供給を再開したことを明らかにしました。

ただ、ドイツのエネルギー規制当局、連邦ネットワーク庁のミュラー長官は、ツイッターで、21日の供給量は点検前と同じ、通常時よりおよそ60%削減された状況で、全面的な再開にはならないとの見通しを明らかにしました。

ドイツでは、ロシアからの天然ガスの減少で、暖房で消費が増える冬に十分な量が確保できるのかなど、エネルギー不足への懸念が強く、ロシア側の今後の出方を警戒しています。

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