
[東京 22日 ロイター] -
<12:59> 流動性供給入札は無難な結果、市場反応は限定的
財務省が午後0時35分に発表した流動供給入札(残存期間5年超15.5年以下)
の結果は、最大利回り格差がマイナス0.026%、平均利回り格差はマイナス0.02
7%。応札倍率は3.66倍と前回(6.15倍)から低下した。
市場では「応札倍率は前回からは低下したが、3月以前の水準と比べれば同程度であ
り、悪い結果ではなかった。市場はこの入札結果に特段反応してはいないようだ」(国内
証券)との声が聞かれた。
国債先物は引き続きしっかり。中心限月9月限は前営業日31銭高の149円66銭
近辺で推移している。新発10年国債利回り(長期金利)は同1.0ベーシスポイント(
bp)低下の0.225%。
TRADEWEB
OFFER BID 前日比 時間
2年 -0.08 -0.074 0.002 12:48
5年 0.004 0.009 -0.01 13:00
10年 0.219 0.224 -0.013 12:45
20年 0.862 0.87 -0.035 13:00
30年 1.223 1.232 -0.032 13:00
40年 1.416 1.426 -0.021 13:00
<12:37> 3カ月物TB入札は無難な結果、国債先物は堅調継続
財務省が午後0時半に発表した新発3カ月物国庫短期証券(TB)の入札結果は、最
高落札利回りがマイナス0.1443%、平均落札利回りがマイナス0.1527%。前
回(最高がマイナス0.1317%、平均がマイナス0.1386%)から低下した。応
募額は12兆5805億円、募入決定額は4兆5287億4000万円だった。
市場では「今週実施された1年物、6カ月物ほど強い結果とはならず、予想の範囲内
で落ち着いた結果と言える」(国内金融機関)との声が出ていた。
国債先物は午後に入っても引き続きしっかり。中心限月9月限は前営業日比23銭高
の149円58銭近辺で推移している。新発10年国債利回り(長期金利)は同1.0b
p低下の0.225%で前引けからは水準変わらず。
TRADEWEB
OFFER BID 前日比 時間
2年 -0.08 -0.074 0.002 12:30
5年 0.004 0.009 -0.01 12:36
10年 0.221 0.226 -0.011 12:36
20年 0.864 0.875 -0.03 12:35
30年 1.223 1.236 -0.028 12:36
40年 1.416 1.432 -0.015 12:36
<11:07> 前場の国債先物は大幅続伸、景気懸念 長期金利0.225%に低下
国債先物中心限月9月限は前営業日比30銭高の149円65銭と続伸して午前の取
引を終えた。新発10年国債利回り(長期金利)は同1.0bp低下の0.225%。積
極的利上げによるリセッション(景気後退)懸念が強く買いが優勢な展開となった。
欧州中央銀行(ECB)は21日、主要政策金利を0.5%ポイント引き上げた。引
き上げ幅は前回の理事会で示唆した0.25%ポイントの倍となった。
みずほ証券のチーフ債券ストラテジスト、丹治倫敦氏は「市場のテーマはインフレと
景気後退の間で揺れ動いている。中銀がどちらを優先するかだが、欧州は米国と比べ景気
が弱い。利上げによる景気後退がより懸念されている」と指摘する。
21日の欧州債市場では、イタリア10年債利回りが上昇する一方、ド
イツ10年債利回りは低下した。
現物市場で新発債利回りは超長期債中心に低下。2年債は前日比0.5bp低下のマ
イナス0.085%、20年債は同3.0bp低下の0.870%、30年債は同2.5
bp低下の1.230%、40年債は同2.0bp低下の1.425%。5年債は出合い
がみられなかった。
短期金融市場で、無担保コール翌日物はマイナス0.032─マイナス0.005%
を中心に取引された。「銀行勢の調達意欲が引き続い強いほか、3日積みでもあり、加重
平均レートはさらに上昇見込み」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑
散。
TRADEWEB
OFFER BID 前日比 時間
2年 -0.081 -0.074 0.002 11:01
5年 0 0.004 -0.015 10:19
10年 0.219 0.224 -0.013 10:52
20年 0.864 0.871 -0.034 11:01
30年 1.221 1.231 -0.033 11:01
40年 1.409 1.421 -0.026 11:01
<10:35> 財務省が流動性供給入札を通告、無難通過の見通し
財務省は午前10時半、流動性供給入札を通告した。対象は「残存期間5年超15.
5年以下」、発行予定額は5000億円程度。
市場では「6月は日銀が長期債を過去最大規模で買ったため、品薄感が強まっている
可能性がある」(国内証券)との声が出ている。
国債先物は堅調継続。中心限月9月限は前営業日比28銭高の149円63銭付近で
推移している。新発10年国債利回り(長期金利)は同1.5bp低下の0.220%。
TRADEWEB
OFFER BID 前日比 時間
2年 -0.085 -0.079 -0.003 10:15
5年 0 0.004 -0.015 10:19
10年 0.219 0.224 -0.013 10:29
20年 0.866 0.874 -0.031 10:29
30年 1.219 1.23 -0.034 10:30
40年 1.407 1.422 -0.025 10:30
<10:10> 日銀が指し値オペ通告、国債先物は堅調
日銀は午前10時10分、固定利回り入札方式による国債買い入れ(指し値オペ)を
通告した。スタートは7月25日。対象は10年債の356回と365回、366回、3
67回債。固定利回り格差の結果、10年356回債と367回債の買い入れ利回りは0
.250%となる。
景気後退懸念が強い中、国債先物は堅調。中心限月9月限は前営業日比39銭高の1
49円74銭付近で推移している。新発10年国債利回り(長期金利)は同1.5bp低
下の0.220%。
TRADEWEB
OFFER BID 前日比 時間
2年 -0.085 -0.077 -0.001 10:11
5年 0 0.006 -0.013 10:11
10年 0.214 0.218 -0.019 10:11
20年 0.865 0.872 -0.033 10:11
30年 1.218 1.229 -0.035 10:11
40年 1.4 1.419 -0.028 10:11
<08:45> 国債先物は続伸で寄り付く、CPI3カ月連続2%超えには反応薄
国債先物中心限月9月限は、前営業日比16銭高の149円51銭と続伸して寄り付
いた。欧州中央銀行(ECB)が0.5%ポイントの大幅利上げに踏み切る中、リセッシ
ョン(景気後退)懸念から米国やドイツの長期金利が低下。円債も買いが先行している。
6月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は前年同月比プラス2.
2%と3カ月連続で2%を超えたが、市場は反応薄。
日銀の黒田東彦総裁は21日の会見で「イールドカーブ・コントロールのもとでの金
利を引き上げるつもりは全くないし、プラスマイナス0.25%というレンジも変更する
つもりもない」と述べており、市場では「早期の緩和縮小は見込まれない」(国内証券)
との声が出ている。
TRADEWEB
OFFER BID 前日比 時間
2年 -0.086 -0.079 -0.003 8:45
5年 0.004 0.012 -0.007 8:45
10年 0.222 0.227 -0.01 8:44
20年 0.875 0.885 -0.02 8:45
30年 1.233 1.246 -0.018 8:45
40年 1.43 1.447 0 8:45
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