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Thursday, July 21, 2022

〔マーケットアイ〕金利:流動性供給入札は無難な結果、市場反応は限定的 - ロイター (Reuters Japan)

    [東京 22日 ロイター] -    
    <12:59> 流動性供給入札は無難な結果、市場反応は限定的
    
    財務省が午後0時35分に発表した流動供給入札(残存期間5年超15.5年以下)
の結果は、最大利回り格差がマイナス0.026%、平均利回り格差はマイナス0.02
7%。応札倍率は3.66倍と前回(6.15倍)から低下した。
    市場では「応札倍率は前回からは低下したが、3月以前の水準と比べれば同程度であ
り、悪い結果ではなかった。市場はこの入札結果に特段反応してはいないようだ」(国内
証券)との声が聞かれた。
    
    国債先物は引き続きしっかり。中心限月9月限は前営業日31銭高の149円66銭
近辺で推移している。新発10年国債利回り(長期金利)は同1.0ベーシスポイント(
bp)低下の0.225%。
    
 
 TRADEWEB                                 
           OFFER    BID     前日比  時間
 2年         -0.08  -0.074   0.002   12:48
 5年         0.004   0.009   -0.01   13:00
 10年        0.219   0.224  -0.013   12:45
 20年        0.862    0.87  -0.035   13:00
 30年        1.223   1.232  -0.032   13:00
 40年        1.416   1.426  -0.021   13:00
    

    
    
        
    <12:37> 3カ月物TB入札は無難な結果、国債先物は堅調継続
    
    財務省が午後0時半に発表した新発3カ月物国庫短期証券(TB)の入札結果は、最
高落札利回りがマイナス0.1443%、平均落札利回りがマイナス0.1527%。前
回(最高がマイナス0.1317%、平均がマイナス0.1386%)から低下した。応
募額は12兆5805億円、募入決定額は4兆5287億4000万円だった。
    市場では「今週実施された1年物、6カ月物ほど強い結果とはならず、予想の範囲内
で落ち着いた結果と言える」(国内金融機関)との声が出ていた。
    
    国債先物は午後に入っても引き続きしっかり。中心限月9月限は前営業日比23銭高
の149円58銭近辺で推移している。新発10年国債利回り(長期金利)は同1.0b
p低下の0.225%で前引けからは水準変わらず。
    
  
 
 TRADEWEB                                 
           OFFER    BID     前日比  時間
 2年         -0.08  -0.074   0.002   12:30
 5年         0.004   0.009   -0.01   12:36
 10年        0.221   0.226  -0.011   12:36
 20年        0.864   0.875   -0.03   12:35
 30年        1.223   1.236  -0.028   12:36
 40年        1.416   1.432  -0.015   12:36
 
    
    
    
    <11:07> 前場の国債先物は大幅続伸、景気懸念 長期金利0.225%に低下
    
    国債先物中心限月9月限は前営業日比30銭高の149円65銭と続伸して午前の取
引を終えた。新発10年国債利回り(長期金利)は同1.0bp低下の0.225%。積
極的利上げによるリセッション(景気後退)懸念が強く買いが優勢な展開となった。
    
    欧州中央銀行(ECB)は21日、主要政策金利を0.5%ポイント引き上げた。引
き上げ幅は前回の理事会で示唆した0.25%ポイントの倍となった。
    
    みずほ証券のチーフ債券ストラテジスト、丹治倫敦氏は「市場のテーマはインフレと
景気後退の間で揺れ動いている。中銀がどちらを優先するかだが、欧州は米国と比べ景気
が弱い。利上げによる景気後退がより懸念されている」と指摘する。
    
    21日の欧州債市場では、イタリア10年債利回りが上昇する一方、ド 
イツ10年債利回りは低下した。
    
    現物市場で新発債利回りは超長期債中心に低下。2年債は前日比0.5bp低下のマ
イナス0.085%、20年債は同3.0bp低下の0.870%、30年債は同2.5
bp低下の1.230%、40年債は同2.0bp低下の1.425%。5年債は出合い
がみられなかった。
    
    短期金融市場で、無担保コール翌日物はマイナス0.032─マイナス0.005%
を中心に取引された。「銀行勢の調達意欲が引き続い強いほか、3日積みでもあり、加重
平均レートはさらに上昇見込み」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑
散。
    
    
 TRADEWEB                                 
           OFFER    BID     前日比  時間
 2年        -0.081  -0.074   0.002   11:01
 5年             0   0.004  -0.015   10:19
 10年        0.219   0.224  -0.013   10:52
 20年        0.864   0.871  -0.034   11:01
 30年        1.221   1.231  -0.033   11:01
 40年        1.409   1.421  -0.026   11:01
 
    
    
    <10:35> 財務省が流動性供給入札を通告、無難通過の見通し
    
    財務省は午前10時半、流動性供給入札を通告した。対象は「残存期間5年超15.
5年以下」、発行予定額は5000億円程度。
    市場では「6月は日銀が長期債を過去最大規模で買ったため、品薄感が強まっている
可能性がある」(国内証券)との声が出ている。
    
    国債先物は堅調継続。中心限月9月限は前営業日比28銭高の149円63銭付近で
推移している。新発10年国債利回り(長期金利)は同1.5bp低下の0.220%。
    
    
 TRADEWEB                                 
           OFFER    BID     前日比  時間
 2年        -0.085  -0.079  -0.003   10:15
 5年             0   0.004  -0.015   10:19
 10年        0.219   0.224  -0.013   10:29
 20年        0.866   0.874  -0.031   10:29
 30年        1.219    1.23  -0.034   10:30
 40年        1.407   1.422  -0.025   10:30
 
    
    
    <10:10> 日銀が指し値オペ通告、国債先物は堅調
    
    日銀は午前10時10分、固定利回り入札方式による国債買い入れ(指し値オペ)を
通告した。スタートは7月25日。対象は10年債の356回と365回、366回、3
67回債。固定利回り格差の結果、10年356回債と367回債の買い入れ利回りは0
.250%となる。
    
    景気後退懸念が強い中、国債先物は堅調。中心限月9月限は前営業日比39銭高の1
49円74銭付近で推移している。新発10年国債利回り(長期金利)は同1.5bp低
下の0.220%。
    
    
 TRADEWEB                                 
           OFFER    BID     前日比  時間
 2年        -0.085  -0.077  -0.001   10:11
 5年             0   0.006  -0.013   10:11
 10年        0.214   0.218  -0.019   10:11
 20年        0.865   0.872  -0.033   10:11
 30年        1.218   1.229  -0.035   10:11
 40年          1.4   1.419  -0.028   10:11
 
    
      
    
    <08:45> 国債先物は続伸で寄り付く、CPI3カ月連続2%超えには反応薄

    国債先物中心限月9月限は、前営業日比16銭高の149円51銭と続伸して寄り付
いた。欧州中央銀行(ECB)が0.5%ポイントの大幅利上げに踏み切る中、リセッシ
ョン(景気後退)懸念から米国やドイツの長期金利が低下。円債も買いが先行している。
    
    6月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は前年同月比プラス2.
2%と3カ月連続で2%を超えたが、市場は反応薄。
    日銀の黒田東彦総裁は21日の会見で「イールドカーブ・コントロールのもとでの金
利を引き上げるつもりは全くないし、プラスマイナス0.25%というレンジも変更する
つもりもない」と述べており、市場では「早期の緩和縮小は見込まれない」(国内証券)
との声が出ている。
    
    
 TRADEWEB                                 
           OFFER    BID     前日比  時間
 2年        -0.086  -0.079  -0.003    8:45
 5年         0.004   0.012  -0.007    8:45
 10年        0.222   0.227   -0.01    8:44
 20年        0.875   0.885   -0.02    8:45
 30年        1.233   1.246  -0.018    8:45
 40年         1.43   1.447       0    8:45
 
    
     
        
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    日本証券業協会 売買参考統計値(40年債)<0#JPTSY4=JS
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    短期国債引け値・入札前取引含む 
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