- サウジのムハンマド・ビン・サルマン皇太子は金曜未明にフランス訪問を終えた
アラブニュース
リヤド:
サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子とフランスのエマニュエル・マクロン大統領は、皇太子のフランス訪問中、世界のエネルギー市場と食糧供給の安定化の重要性について話し合ったと、国営通信(SPA)が金曜日に発表した声明で報じた。
両首脳は、太陽光エネルギーやクリーン水素などの再生可能エネルギーに関する協力を強化することにも合意したと、声明で述べている。
マクロン大統領とムハンマド皇太子は、物価安定を図るため、世界各国への小麦や穀物の供給を途絶えさせないことの重要性について話し合った。
両首脳はまた、両国が直面する脅威と中東の安全と安定を継続的に判断する必要性を強調した、とSPAの声明は伝えている。
防衛における協力の強化やテロ対策への取り組みへの参加も両首相の話し合いの重要な要素となり、経済協力の拡大や投資の強化で合意がなされた。
ムハンマド皇太子は、サウジアラビアの2030年万博開催招致をフランスが支持したことについて感謝を述べた。
マクロン大統領はイエメンの停戦維持に向けたサウジの取り組みを称賛し、ムハンマド皇太子はイエメンの政治的解決に向けた国連の取り組みに対するフランスの支持を評価した。
両首脳は、イランの核兵器保有を阻止し、同国の国際原子力機関(IAEA)への協力を促す国際的な取り組みについて言及した。
両首脳は、外交と平和的手段が国際紛争を解決する最善の方法であることに合意し、国家の統一と主権を尊重し、いかなる国の内政にも不干渉とすることを強調した。
レバノンの経済危機が重要な問題の一つとして議論され、両首脳はレバノンの主権、安全、安定へのサポートと、包括的な政治・経済改革の実施の重要性を改めて表明した。
両首脳は、レバノンにおける人道的および救援活動を支援するサウジ・フランス基金の活動について検討した。
モハメド皇太子とマクロン大統領は、パレスチナにおいて、東エルサレムを首都とする独立国家を樹立する権利をパレスチナ国民に保証する形での、二国家解決に向けた取り組みを強化することに合意した。
会談ではまた、シリアにおいて国民の安全を確保する政治的解決策を講じることについても話し合われた。
皇太子は、前2日間をギリシャで過ごし、金曜日未明にフランス訪問を終えた。
皇太子は木曜夕方に、フランス大統領官邸のエリゼ宮でマクロン大統領に迎えられ、幅広い会談を行った。また、この日の夜には、マクロン大統領がムハンマド皇太子とその側近のためにプライベートな夕食会を催した。
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