[東京 5日 ロイター] -
<09:05> ユーロ0.99ドル前半で軟調、欧州ガス供給を巡る懸念で
ユーロ/ドルは0.9920ドル付近で軟調。エネルギー供給不安を背景に、朝方に一時0.9903ドルまで下落した。 また、ポンド/ドルも1.14ドル台と2020年3月以来の安値圏で推移しており、「欧州通貨の弱さが目立つ」(国内金融機関)という。
ロシア国営ガスプロムGAZP.MMは2日、サンクトペテルブルク近郊のポルトバヤ圧縮機ステーションで主要ガスタービンの油漏れが見つかったとし、問題が解消されるまで「ノルドストリーム1」を介する欧州へのガス供給は再開されないと発表。また、供給再開の時期は明示しなかった。
ドル/円は140.44円付近で堅調。日米金融政策の方向性の違いに加えて、欧州通貨安/ドル高の流れがドル/円にも波及するなど、「地合いの強さは続いている」(同)との声が聞かれた。
<07:51> ドル139.40─140.90円の見通し、欧州通貨安を警戒
きょうの予想レンジはドル/円が139.40―140.90円、ユーロ/ドルが 0.9850─1.0000ドル、ユーロ/円が138.30―139.80円付近。
現在、ドル/円は140.39円付近、ユーロ/ドルは0.9919ドル付近、ユーロ/円は139.31円付近で推移している。
きょうのドル/円は、欧州通貨や株価の動向、実需のフローをにらみながら、140円前半を中心した推移が予想される。 エネルギー供給不安に対する懸念からユーロやポンドなどの欧州通貨が対ドル、対円で軟調に推移している。「対円での下げが目立てば、ドル/円も下押され、140円近辺での攻防になる可能性がある」(国内金融機関)との声が聞かれた。
レーバーデーの祝日に伴い米国とカナダは休場となることから、徐々に動意に乏しい動きとなりそうだ。
前週末のニューヨーク市場では、8月の米雇用統計の結果を受けて上下に振れた後、米長期金利が低下に転じたことから、ドルは調整売りや利益確定売りに押され、一時139円後半まで下落。その後は押し目買いが入り、140円前半まで水準を戻した。終値は140.20/30円だった。
きょうの主なスケジュールでは、海外では8月の中国財新サービス部門PMIや7月のユーロ圏の小売売上高などが発表予定。このほか、英保守党の党首選挙の結果が発表される予定となっている。
全スポットレート(ロイターデータ)
アジアスポットレート(同)
欧州スポットレート(同)
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