【シドニー共同】オーストラリア政府が検討していた液化天然ガス(LNG)の輸出制限の発動が当面回避されることになった。キング資源相が29日明らかにした。政府とガス事業者が基本協定を結び、国内市場への安定供給が可能になったためとしている。ガスが利ざやが稼げる海外市場のスポット取引に回り、国内分が不足する懸念が出ていた。
オーストラリアは主力の石炭火力発電所が次第に減少することもあり、ガス需給の逼迫は続くとみられる。LNG輸入の3分の1以上を同国に頼る日本は引き続き動向を注視する考えだ。
豪政府が協定を結んだのはシドニーやメルボルンでLNG輸出を手がける3社。
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