富山市は２６日、午後から市内全域で水道水の供給量が急激に増加し、この状況が続くと断水するおそれがあるとして、漏水が起きていないか確認するとともに、節水するよう呼びかけています。
市によりますと、富山市の７割の配水を行う流杉浄水場では２６日の配水量が通常の１.４倍に増えたということです。
水道水の供給量が急激に増加したのは、寒波で家庭や事業所の水道管が凍結・破損し、漏水が起きたことが原因とみられるということです。
市で把握しているだけで２４日から２７日の午前１０時までに水道管の破裂や漏水の報告が５５４件あったということです。
市は、家庭や事業所で水道管に漏水が起きていないか確認し、漏水が見つかった場合は、速やかにメーターボックス内の止水栓を止めて、水道工事店に修理を依頼するよう呼びかけています。
また、節水対策として、融雪のために水道水を利用しないことや、台所やシャワーの水を流したままにしないこと、それに洗濯のすすぎの回数を減らすことなどを呼びかけています。
また、滑川市でも２４日から水道水の使用量が増えこの状況が続くと断水するおそれがあるとして、漏水が起きていないか確認するとともに、節水するよう呼びかけています。
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