[北京 13日 ロイター] - アジア時間の原油先物は軟調継続。前日は供給過剰や需要への懸念から3%超下落し、半年ぶりの安値をつけた。
0207GMT(日本時間午前11時07分)時点で北海ブレント先物2月限は0.01ドル安の1バレル=73.23ドル。米WTI先物1月限は0.02ドル安の68.59ドル。
11月の米消費者物価指数(CPI)上昇率が予想を上回ったことで、米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測が後退。高金利が続けば原油消費の重しとなる。 もっと見る
また、ANZのアナリストによると、ロシアの原油輸出量は週平均で7月以来の高水準に達した。供給過剰へのさらなる懸念につながる材料で、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国でつくるOPECプラスによる減産合意に対する疑念も強まった。
米エネルギー情報局は、2023年の供給量見通しを前回から日量30万バレル増の1293万バレルに引き上げた。 もっと見る
CMCマーケッツのアナリスト、ティナ・テン氏は12─13日の米連邦公開市場委員会(FOMC)が市場の方向性を決定するとし、FRBが予想よりタカ派的姿勢を示せば原油のさらなる下落を招く可能性があるとした。
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