[シンガポール 2日 ロイター] - 原油先物は新年最初のアジア取引で1.5%上昇。紅海で商船を襲撃したイエメンの親イラン武装組織フーシ派を米軍が撃退したとの報で、中東産原油の供給リスクが意識されている。景気刺激策や春節(旧正月)に絡む中国の需要拡大期待も押し上げ材料。
北海ブレント先物は0438GMT(日本時間午後1時38分)までに1バレル=78.24ドルと1.20ドル(1.5%)上昇。米WTI先物も1ドル(1.4%)上昇し72.66ドル。
CMCマーケッツのアナリストは「前週末の紅海での交戦や中国の春節中の需要拡大が原油価格に影響を与えるだろう」と述べた。春節需要期待は1月の価格見通しを押し上げているという。
紅海で31日、マースク(MAERSKb.CO)の貨物船を襲撃したフーシ派を米軍ヘリコプターが攻撃し、フーシ派の船3隻が沈没、武装勢力10人を殺害した。マースクは攻撃を受けた後、紅海の航行を48時間全面的に停止すると発表した。
またフーシ派を支援するイランの通信社は1日、海軍艦艇が紅海へ入ったと報じた。
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