CFR極東：
Rim Asia Indexは2日時点でプロパンが326.25ドルと6月26日比3.50ドル安、ブタンが306.25ドルと同3.50ドル安。原油相場に連動した。スポット供給は依然として潤沢だ。特にプロパン単体は、中国輸入1社など複数の売り手が販売に積極的。8月前半日本着プロパン相場は8月CP対比10ドル台後半のディスカウントで推移している。一方、ブタンは石化向け需要が強まっている様子。韓国向けで複数のブタンを含むカーゴが成約に至ったと伝えられている。
FOB中東：
7月CPはプロパン360ドル、ブタン340ドルで確定した。また、8月CP予想は原油高を背景にプロパン336ドル前後、ブタン316ドル前後に上方修正された。ただ、FO中東積み市場ではスポット玉の需給が一段と緩和している。クウェート石油(KPC)が1日締め切りで実施していた販売入札は落札に至らなかった。対象は8月1～2日積みプロパン3万3,000トン/ブタン1万1,000トンだった。一方、カタール石油販売会社(QPSPP)がドーハ時間7日12時締め切り、同8日17時有効期限で販売入札を実施中。対象は8月4～7日積みプロパン3万3,750トン/ブタン1万1,250トン。加えて、中東からターム玉を引き取っているプレーヤーもFOB中東積み市場での転売を検討しているようだ。しかし、積極的な買い手が市場にほとんど見当たらないため、商談は低調。
日本国内：
7月渡しの商談水準は京浜がプロパン45,000～45,500円、ブタン42,800～43,300円に下落した。需給緩和が背景。実需低迷が続く一方、精製玉の供給が増加している。元売り1社は千葉出しの精製玉をプロパン44,000円、ブタン43,000円でスポット供給中。手持ち玉を抱えるディーラーも販売に動いている。売唱えはプロパン45,000円台半ば、ブタン43,000円台前半で聞かれた。
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July 05, 2020 at 03:03PM
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LPG＝6月29日～7月3日： 供給過剰が続く｜週間サマリー｜マーケットニュース｜マーケットニュース - リム情報開発
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