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Friday, March 5, 2021

新型コロナワクチン 国際的枠組みで供給開始 課題も浮き彫りに - NHK NEWS WEB

新型コロナウイルスのワクチンの公平な分配を目指し、WHO=世界保健機関やユニセフ=国連児童基金などが主導する国際的な枠組み「COVAXファシリティ」には、世界190の国と地域が参加しています。

この枠組みでは、98の先進国などが資金を拠出して世界で進む10のワクチン計画に投資し、資金面で開発や製造を後押ししています。アストラゼネカやモデルナなどのワクチンもこれらの資金を受けて開発されてきました。

資金を拠出した国は自国の資金で国民の人口の最大20%までのワクチンを購入することができます。

一方、購入資金の確保が難しい途上国などは他国や団体などの拠出金を基に国民の人口の最大20%までワクチンの供給を受けることができます。COVAXでは先月24日、西アフリカのガーナにこの枠組みで初めてとなるワクチンが届けられ、今月1日から医療従事者への接種が始まりました。

WHOによりますとCOVAXを通して、今月5日までにアフリカやアジアなど20か国に合わせて2000万回分余りのワクチンが供給されたということです。

COVAXでは、ことし上半期中に途上国など145の国と地域に対し、アストラゼネカなどのワクチン3億3600万回分とファイザーなどのワクチン120万回分を供給する計画です。

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