新型コロナウイルスワクチンの接種を巡り、福岡市内で個別接種を実施している約800カ所の医院に対し、市が予約受け付けを制限するよう通知していたことが30日、分かった。使用する米ファイザー製ワクチンが、国から当初計画通り供給されるかどうか不透明なためという。
市は6月28日、各医院に対し7、8月の各週の目安接種数を示した文書を通知。各医院で確保している予約枠数が目安を超えている場合は、予約枠を減らすよう要請した。
市によると、国から供給される7月のワクチン量は35万4510回分。6月より5520回分少ないが、7月の目安は6月の実績数と同規模に設定した。一方、8月の目安は同月のワクチン供給量が見通せないため、6月の実績数より2割ほど差し引いたという。
ただ、市は「集団接種は今後拡大されるので、全体の接種ペースが落ちるイメージはない」(担当課)としており、10月末を見込む接種完了時期は遅れないとみている。
福岡市の個別接種は現在1日当たり1万4千回のペースで進んでおり、65歳以上の高齢者の7割が1回目の接種を終えている。 (塩入雄一郎)
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