Pages

Sunday, September 26, 2021

原油先物が5日続伸、供給懸念でブレントは80ドル接近 - ロイター

[東京 27日 ロイター] - 27日の原油先物は5営業日続伸。世界の一部地域では新型コロナウイルス流行に伴う制限措置の緩和で需要が上向く中、供給懸念を背景に北海ブレント原油先物は80ドルに向かっている。

0208GMT(日本時間午前11時08分)時点で、北海ブレント原油先物は1.14ドル(1.5%)高の1バレル=79.23ドル。米WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)先物は1.11ドル(1.5%)高の75.09ドルと、7月以来の高値。

ANZリサーチはノートで「供給タイト化により全ての地域で引き続き在庫の利用が進んでいる」と指摘。ガス価格の上昇も原油価格の押し上げに寄与しているとした。発電面で原油が比較的安価になっているためという。

また、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が8月、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)からの回復に伴う世界需要を満たすことに苦戦していたことが分かった。ナイジェリアやアンゴラ、カザフスタンといった複数のOPECプラス参加国は、何年にもわたる投資不足や、パンデミックの影響で大規模な保守作業が遅れていることが響き、ここ数カ月、増産に苦慮している。

※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 原油先物が5日続伸、供給懸念でブレントは80ドル接近 - ロイター )
https://ift.tt/2XOdhDp

No comments:

Post a Comment