[ソウル 28日 ロイター] - 韓国の半導体大手SKハイニックスが28日発表した2021年第4・四半期決算は、利益が4兆2000億ウォン(34億9000万ドル)と、前年同期の9590億ウォンから大幅に増加した。サプライチェーン(供給網)の問題は今年下期から徐々に改善するとし、半導体需要も増加するとの見通しを示した。
第4・四半期利益は、リフィニティブ・スマートエスティメートがまとめたアナリスト予想の4兆ウォンを上回り、四半期利益としては2018年以降で最高となった。
売上高は55%増の12兆4000億ウォンだった。
第4・四半期にはインテルのNAND型フラッシュメモリー部門の買収の第1段階を完了した。同部門買収によりNAND型フラッシュメモリーの今年の売上高は倍増するとの見通しを示した。
トレンドフォースのデータによると、データストレージ市場向けNAND型半導体の価格は、1─3月に前期比8─13%下落し、従来予想(10─15%)ほどは落ち込まない見通し。
中国・西安市のロックダウン(都市封鎖)を受けて半導体供給を巡る懸念が高まり、パソコンメーカーが発注を増やしていることなどが見通し修正の理由という。
SKハイニックスはDRAMチップについて、2022年は収益性を重視しつつ在庫を柔軟に管理すると説明した。
アナリストは、DRAM価格は今四半期に5%程度下落するとし、当初見込まれていたほどは値下がりしないとの見通しを示した。
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