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Wednesday, May 11, 2022

広島ガス LNGの安定供給維持で協定 供給量の半分をロシアから輸入 - FNNプライムオンライン

供給量のほぼ半分をロシアからの輸入に頼る広島ガスは、天然ガスなどの調達に不安が生じていることから新たに複数のガス事業者と相互融通協定を結んだことを明らかにしました。

(広島ガス・松藤研介社長)
「この度新たにエネルギー事業者など複数社とLNG(液化天然ガス)の相互融通に関する締結いたしました」

広島ガスは、ロシアのウクライナ侵攻で、天然ガスの輸入が不可能となる事態に備え、現在も調達先となっている他の国から、前倒しで輸入することを検討しています。

また、新たに、5つのエネルギー事業者と相互に融通する協定を結び、さらに別の1社とも契約を進めていることを明らかにしました。

広島ガスは、年間の供給量40万トンのうち半分程度をロシアにあるガス田、「サハリン2」から輸入していますが、欧米の石油会社がロシアへの経済制裁としてサハリンから撤退するなど安定供給に不安が生じる事態となっています。

なお、日本政府はロシアと共同開発するサハリン・ガス田の権益を維持する方針を示しています。

テレビ新広島

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