[ブリュッセル 19日 ロイター] - 欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は19日、ロシアによるウクライナ侵攻などに起因する供給問題に対応するため、欧州に拠点を置く企業に主要製品の生産の優先や、製品の備蓄などを要請できる緊急措置の導入を提案した。
欧州委員会のべステアー上級副委員長(競争政策担当)は記者会見で「直面するあらゆるリスクに対し、迅速かつ集団的な行動を可能にする新たな手段が必要になっている」と指摘。企業が事業契約を破らざるを得なくなるような状況には追い込まれないとの見解を示した。
ただ、企業のほか、一部EU加盟国から欧州委による行き過ぎた措置と批判が出る可能性がある。
提案によると、欧州委はEU加盟国に対し、供給網を再編し、危機関連物資の供給をできるだけ早く増加させるよう要請する権限を持つほか、不正確な情報や誤解を招く情報を提供した企業や、主要製品の優先順位を決める命令に従わない企業に罰金を科される可能性がある。
からの記事と詳細 ( 欧州委、供給問題対応に緊急措置提案 企業に主要品増産など要請 - ロイター (Reuters Japan) )
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