2023年03月22日 10:30 / 月次
日本生活協同組合連合会(日本生協連)が3月22日に発表した全国65主要地域生協の2月の供給状況(速報値)によると、総供給高は2380億6900万円(前年同月比2.0%減)で、5カ月ぶりの前年割れとなった。
<主要地域生協の2月度実績>
部門 | 前年比 | 総供給高に対する構成比 |
総供給高 | 2.0%減 | ー |
店舗 | 1.1%減 | 31.5% |
宅配 | 2.7%減 | 65.7% |
その他供給高 | 1.8%増 | 2.8% |
内訳は、店舗749億9800万円(1.1%減)、宅配1563億5400万円(2.7%減)、宅配のうち個配1151億6700万円(2.3%減)だった。その他供給高は67億1700万円(1.8%増)。
2月度の総供給高は、物価上昇が続く中、買い控えの傾向が一層強まり、前年を下回った。
店舗は、節約志向の一層の高まりによる買い控えで、2月以降は客単価が前年を下回っている。部門別では、総菜、日配品は前年超えだったものの、全部門で後退傾向となっている。一方、節分関連品は好調だった。
宅配は、物価上昇に加えて、昨年同時期のまん延防止等重点措置による伸長の反動があった。部門別では、衣料品・住関品の落ち込みが大きくなっているという。
■日本生協連の関連記事
日本生協連/1月の総供給高0.7%増、4カ月連続の前年超え
からの記事と詳細 ( 日本生協連/2月の総供給高2.0%減、5カ月ぶりの前年割れ - 流通ニュース )
https://ift.tt/zNJxRK1
No comments:
Post a Comment