[北京 14日 ロイター] - アジア時間の原油先物は小幅に上昇。需要見通しに関する国際エネルギー機関(IEA)の月報公表を控える中、供給タイト化見通しが意識されている。前日には1%下落していた。
0035GMT(日本時間午前9時35分)時点で、北海ブレント原油先物は0.17ドル(0.2%)高の1バレル=86.26ドル。米WTI原油先物は0.20ドル(0.2%)高の82.36ドル。
ロシアの生産が減少し供給がタイト化するとの見方が原油価格を支えている。
オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)のアナリストは14日付の顧客向けノートで「生産は日量70万バレル減少しているとされており、ロシアの輸出に鈍化の兆しが見られている」と述べた。
需要サイドでは14日公表されるIEAの月報が注目される。IEAはマクロ経済の低迷を理由に世界の需要見通しを下方修正する可能性がある。
石油輸出国機構(OPEC)は13日に発表した月報で、今年の世界需要見通しを据え置いたが、今夏に下振れリスクがあると指摘した。
一方、13日発表された中国の3月原油輸入は前年同月比22.5%増加し、中国経済回復を巡る楽観的な見方が高まった。
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